メトロ多摩境店 2021年10月閉店 ドイツ大手食品卸 国内事業撤退

青い外観に黄色い「METORO」のロゴで知られている食品卸メトロ多摩境店(町田市小山ヶ丘6-4-8)が2021年10月に閉店します。
日本法人であるメトロ キャッシュ アンド キャリー ジャパン 株式会社(以下「メトロジャパン」)は8月5日、事業撤退を決定したと発表しました。全店舗10月31日まで営業を続ける予定とのこと。
メトロジャパンは「食のプロフェッショナル」のための業務用食品卸として、ドイツ流通業最大手メトログループ(本社:ドイツ デュッセルドルフ)が丸紅株式会社(東京都千代田区)と合弁会社「メトロ・キャッシュ・アンド・ キャリー・ジャパン」を設立し、2020年、千葉県に1号店をオープンしました。現在は東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、群馬の1都5県の10店舗で、飲食店やホテル向けなどに会員制の食品の卸売り店を展開しています。
撤退は競争の激化などが理由
最近は宅配事業の強化や一般消費者向けに開放するなど様々な試みを行っていたメトロジャパンですが、報道関係者向けにリリースされた内容によると、撤退理由は日本の卸売り市場が細分化された市場であったことと、競争の激しさにより望ましい結果につながらなかったことでした。
この数年間で、事業の拡大および改善のために都心型小型店舗やデリバリー事業の加速化、プライベート・ブランドや直輸入食品の差別化商品の拡充、買収の可能性を探るなど様々な試みを行ってまいりましたが、日本の卸売り市場は非常に細分化されており、競争も激しいため、望ましい結果には繋がりませんでした。
メトロジャパンHPより引用
従業員1200人雇用解消、特別退職金と再就職支援実施
発表によると、約1200人の従業員との雇用関係を解消するとのこと。雇用関係の解消は公正な方法で行い、従業員には一定の条件に基づいて算定された特別退職金を支給し、希望者に対しては再就職支援サービスを提供するそうです。
関連記事(外部リンク)
ドイツの流通大手「メトロ」 日本から撤退へ 雇用契約解消に(NHK NEWS WEB)
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