《南大沢》災害時の避難所・ハザードマップ・災害時給水ステーション|地域防災便り
八王子市南大沢(1~4丁目)の地域防災情報
八王子市南大沢(1丁目~4丁目)の地域防災情報をご紹介します。情報は南大沢地域自主防災協議会と八王子市青少年対策南大沢地区委員会が制作したチラシ「南大沢地域防災便り(2021年3月15日発行)」を基にしています。身近な地域を知る事で、防災への備えを「自分ごと」として考えるきっかけになればいいですね。
南大沢防災まち点検マップ
南大沢地域(1~4丁目)の防災まち点検マップです。点検マップは土砂災害警戒区域(ピンク色)や大規模盛土(斜め線模様)、避難場所や避難所、AEDの設置個所がわかりやすく書かれています。
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(資料:南大沢自主防災協議会、八王子市青少年対策南大沢地区委員会 2021.3.15発行 南大沢地域防災便り)
日ごろから防災意識を高めておく大切さ
「天災は忘れた頃にやってくる」
この言葉は、1923年9月1日に発生した関東大震災を忘れないために、その時代を代表する物理学者・防災学者の寺田寅彦氏が残した警句です。
ご自身の住まいや地域の安全性を確認して、災害時の対策を練っておく。防災意識を持って日頃から準備をしておくと、被災時も冷静に判断し落ち着いて行動する余裕が生まれます。防災点検マップを眺めながら地元を散歩するなど、日ごろから防災意識をたかめてはいかがでしょうか。
南大沢防災便り No2
南大沢地域防災便りNo2では、土砂災害や大地震への自宅避難準備について確認することができます。
2021年8月15日(日)南大沢に避難指示
2021年(令和3年)8月15日(日)朝7時45分、南大沢に「警戒レベル4」の避難指示が発令されました。由木中央市民センターに避難所が設定され9名の方が避難、上柚木地域では約15mの高さから土砂崩れが発生。
人的被害はなかったものの床浸水が1件、ハザードマップの予想通り柏木小学校交差点で道路が冠水するなどの被害がありました。
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南大沢地域自主防災協議会とこれまでの活動について
【発足の経緯】
東日本大震災を受け、避難所開設・運営には学校と地域の連携が必要だと、当時の南大沢中学校校長の提案により、青少年対策委員会と3校学校運営協議会(南大沢小学校・柏木小学校・南大沢中学校)で協議を重ね、連絡協議会、町会、おやじ会の協力を得て2013年に防災世話人会を立ち上げ。2014年に南大沢地域自主防災協議会として発足、活動を開始した。
【これまでの活動】
2014~2019年:避難所開設・運営訓練(3校持ち回りにて開催)
2020年:防災まちづくりオリエンテーリング(防災まち点検マップ作成配布、日常備品のススメ作成配布)
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南大沢防災便り No1 | 南大沢の倒壊危険度・災害時活動困難度は?
南大沢の地域総合危険度レベルは?
南大沢地域防災便りによると、南大沢は地域総合危険度はレベル1。自宅で避難生活がおくれる地域でもあると書かれています。安心な地域といえますが、チラシでは自宅での避難生活の準備として日常備蓄を推奨しています。
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建物倒壊危険度:低
震度7でも倒壊しない住宅がほとんど。
硬い地盤(丘陵地)
集合住宅多数(団地・マンション)
新耐震基準(S56)をクリアした建物
火災危険度:低
木造住宅が密集していないため、火災による延焼が少ない想定
災害時活動困難度:低
(道路が広く消防・救助活動が可能な地域)
災害時給水ステーション 南大沢給水所とは?
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給水所とは、浄水場の水を貯めて配水区域内に水を配る施設のことです。
災害時給水ステーション(給水拠点)は半径2km毎に設置され、八王子市内に19ヶ所あります。災害時には都水道局と八王子市が連携して水質検査、安全確認後、住人に給水を開始します。
南大沢地域(1~4丁目)の避難所の給水は、柏木小学校、南大沢小学校、南大沢中学校の消火栓に仮設の蛇口を設置し配布する場合もあります。
給水の際は、水を入れる容器を持参しましょう。リュック型の容器がおすすめですが、ビニール袋を二重にしリュックに入れても大丈夫です。
水の備蓄は、最低でも3日分(3リットル×家族の人数)の備蓄をしておきましょう。
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