ライフスタイル

春の不調を癒すアロマセラピー5つの方法


桜も満開になり、春本番を迎えるころとなりました。
長かったマスク着用制限も終わり、人々の生活に活気が戻ってきたように感じます。

八王子多摩にてアロマセラピー出張講座をしておりますaroma&heartの野田恵美子です。

先日、都内の企業様でランチタイム時間を利用した出張アロマ講座をしてきました。
内容はアロマのハンドクリーム作り。

女性社員だけでなく、男性社員の参加者も精油の香りとクリーム作りを楽しんでおられたのが印象的でした。

講座後のご感想で多かったのが、
「アロマの香りで癒されてリフレッシュし、午後の仕事も気分よくできました。」というものでした。

あらためて、アロマセラピーによる癒し効果と体調(気分)を整える速さを実感した講座でした。

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春は卒入学、新年度、新生活スタートなど、人によっては環境の変化で緊張とストレスが重なる季節です。

おまけに、季節の変わり目の寒暖差に加え、「花粉症」によっても体調を崩されている方もいらっしゃるかもしれません。

アロマセラピーの良いところは、こころと身体の両方にアプローチできることです。

今回は、手軽にできるアロマセラピーで春のストレス対策と体調を整える方法をご紹介したいと思います。

その日の疲れやストレスを次の日に持ち込ませないアロマセラピー5つの方法

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1日の中のちょっとの時間でもいいのです。
心静かにリラックスする時間を持つことは、自分のこころと身体のバランスを取るために大事なことです。

好きな香りに身をまかせて、身体からのことばに耳を傾けてあげてください。

ストレスが大きくなる前に自分ケアの時間を持ちましょう。

アロマセラピーで使われる5つの主な方法と春のレシピをご紹介いたします。

1.嗅ぐ -smell-

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香りを嗅ぐことは、アロマセラピーの基本となります。

香りが鼻から入り、嗅覚神経を通して大脳の感情や記憶を司る海馬・扁桃体で「いい匂いだ」と感じると、その隣にある身体の生理機能をコントロールする視床下部に伝わり、気持ちが落ち着き体調も整えられていくと言われています。

アロマセラピーには、空間に香りをもたらすアロマランプやディフューザーをはじめ、特定の場所に向けて香らせるアロマスプレー、精油をティッシュに垂らして置くだけなど、簡単にできるものがあります。

春のレシピその1
精油ティッシュを枕元に置いて心地よい眠りを

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安眠効果のあるラベンダーやオレンジ精油など、ご自分が好きな香りの精油を2~3滴ティシュに垂らして枕元に置くだけです。

ほんの少しの手間ですが、これが一番お手軽に香りによる癒しを感じられるアロマセラピーです。

2.温める -warm-

東洋医学では、体の冷えと病気は相互に関係しあっているといわれています。体が冷えると血行を悪くし、免疫力も低下します。

アロマセラピーでは、温湿布、フェイシャルスチーム、口や鼻から蒸気を吸う蒸気吸入、アイピロー、湯たんぽなどを使います。

春のレシピその2
花粉症による鼻水・鼻づまりに朝のアロマ蒸しタオル

花粉症による鼻水・鼻づまり・くしゃみの症状は、朝起きた時に出やすいと言われています。

これは、寝ている間に部屋に舞っていた花粉が落ちてきて吸入し、起きた時には床に落ちた花粉が舞い上がりまた吸入、そして寝ている間は副交感神経が優位に働き、鼻づまりになりやすいという状況が重なり合っているそうです。

起床後は、いち早く交感神経を働かせて身体を起こしてあげると症状も楽になると言われています。

ハンドタオルに熱いお湯をかけるか、水で濡らして電子レンジで温めること1分でホットタオルを作ります。

鼻水・鼻づまりを抑える作用のあるユーカリ精油を1滴、タオルの中央に垂らしてよく揉みこみます。

鼻を中心に顔に当てて蒸気浴をすれば、スッキリ目も覚めて、鼻通りも良くなるでしょう。


3.浸す -bathe-

全身浴のほか、足浴、手浴など、お湯を使って精油の香りを楽しみつつ温める方法があります。

お湯の中では体が軽く感じられる開放感もあり、心身ともにリラックスできる時間が持てます。

気になる部位は軽いマッサージを加えると血液の循環も高まり、体の機能もアップします。

アロマセラピーでは、バスソルト、バスボム、バスミルクなどの入浴剤を使います。

春のレシピその3
アロマの炭酸泉で一日の疲れを取り除く

お風呂にアロマを取り入れるのは簡単で続けやすい方法の一つです。

入浴剤をバスタブに入れるだけで、浴室全体に癒しの香りが広がり、今日一日の疲れやストレスもここでリセットする時間が持てます。

アロマのバスソルトやバスボムを使えば、炭酸泉で血管が広がり、血の巡りも良くなります。

また、保湿効果もあるので湯上りにはお肌がツルツルになりますよ。

詳しくはこちらの記事で👇

4.揉む -massage-

精油は鼻からだけでなく、皮膚を通して体内に吸収され、その成分は身体にさまざまに働きかけてくれます。

植物オイルに症状に応じた精油を入れて作るアロマオイルで揉む・擦る・押すなどを入れたマッサージをすれば、細胞に新鮮な酸素や栄養分が供給され、不要な老廃物が排出されやすくなります。

体も心もスッキリするでしょう。

春のレシピその4
アロマハンドマッサージで心のコリ解消

手の平や甲、指には体の各器官や臓器に対応する反射区があります。

また、手首から肘にかけての内側は東洋医学の心包経の経絡になり、ストレスが現れやすい箇所と言われています。

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植物オイル小さじ2にラベンダーやベルガモット、カモミールなどのリラックス効果のある精油を2~3滴ほど入れて、肘から手先までを丁寧にマッサージしてあげます。

体の中で一番使っている部位ゆえに、触ってみると意外にもコリや疲れがあるのを感じます。

洋服を脱がずにできる、お手軽なアロママッサージです。

5.作る -make-

精油を用いてアロマクラフトを作ることは、実際にやってみるととても楽しい時間です。

基本的な作り方を覚えると、今度は使う精油を変えてみるなど、いろいろ応用してみたくなるものです。

アロマセラピーでは、ハンドクリームや化粧水・美容液、日焼け止めジェル、フェイシャルパックなどのコスメのほか、アロマディフューザーやキャンドなどの芳香剤、虫よけスプレーやマスクスプレーなどの実用品が作れます。

春のレシピその5
香りの調合と癒しの空間アロマディフューザー

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お部屋や玄関、トイレなどに置いて、ほのかに漂うアロマの癒し空間が作れます。

口が狭い小ビンに、無水エタノール(なければ40%アルコールのウォッカ)20mlを入れ、好みの精油2~3種類を合計50滴加えて良く混ぜます。

その後、精製水を30ml加え、蒸発防止にグリセリンを5mlほど加えよく混ぜます。

100円ショップなどでも販売されているリードスティックを5~6本入れて完成です。

おススメな精油は

リラックス系
ラベンダー、ローズウッド、ベルガモット、フランキンセンス、スイートオレンジなど

リフレッシュ系
ローズマリー、レモングラス、ティートゥリー、ユーカリなど

おわりに

今回は、アロマセラピーで使われる5つの主な方法と春のレシピをご紹介しました。

その日の疲れやストレスを次の日に持ち込まないために、何かご自分でもできそうだと思えるアロマレシピがありましたら、ぜひやってみてくださいね。

アロマで心身ともに健やかな生活を維持できることを応援しています✨

aroma&heart 野田 恵美子

※アロマセラピーは民間療法の中でもとりわけ安全な方法ですが、病気や疾患(妊娠も含む)がある方は医師に相談の上、精油濃度に気を付けてご使用ください。

お知らせ

aroma&heartでは春のレシピその3・その4・その5を実際に体験できるワークショップを企画しています。

【女性向け】春疲れを癒すアロマワークショップ2023春

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講座内容

💚一日の疲れを取るアロマバスボム作り
💛心のコリも解消アロマハンドマッサージ
💜香りの調合と癒しのある空間アロマディフューザー作り

日時:1回目 2023年4月23日(日)
   2回目 2023年4月29日(土)

時間:10:00~12:30

場所:京王相模原線「京王堀之内駅」より徒歩5分

少人数クラスで丁寧にアロマセラピーをお伝えしています。
GW目前、アロマでリフレッシュして快適な連休を♪


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